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2018/12/18

フレームを自分の好きな色にカラーオーダーできる! 高品質のパウダー塗装「カドワキコーティング」を訪問しました

「自転車のフレームを、自分の好きなカラーに変えたい!」
新しい自転車を購入する際、こう思ったことはありませんか?

 

購入後に、ご自分で塗装屋さんに持ち込んで依頼することも可能ですが、
せっかくのメーカーロゴを作り直したりと色々お金がかかる事も…。

 

TOY-BIKE取り扱いのブランドの中には、ご注文時に自由にカラーオーダー可能なモデルがあります。

 

しかも塗装を請け負うのは、自動車やオートバイを始め、工業製品から住宅設備まで幅広いニーズに答える、高品質パウダー(粉体)塗装のリーディングカンパニー「カドワキコーティング」。

そこで、今回TOY-BIKEスタッフはカドワキコーティングを訪問し、こだわりのパウダー塗装について伺ってきました!


まず、「粉体塗装」って?というスタッフの問いに、カドワキコーティング工場長の吉岡さんにお答えいただきました。

「粉体塗装は、液体ではなく粉状の塗料を静電気で付着させオーブンで焼き付けて硬化させる塗装方法です。有機溶剤を使わない、環境にも優しい塗装として、欧米諸国をはじめ世界中で採用されています。
また、医療機器や福祉用具に対しても塗装品質とともにVOC(揮発性有機化合物)を全く含まないため、体に優しい表面処理方法として採用されています。」

「また弊社では、独自の塗料配合により従来パウダー塗装では表現の難しかったカラーや質感も調色可能です。
さらに、独自の技術開発により、ただ色を塗るだけの塗装から[新しい粉体塗装の表現]を目指し、木地や石の表面、金属のヘアライン等、微細で複雑な凹凸を持つ表面質感をパウダー塗装で再現する[kadowaki innovative color and surface]を開発しました。」

 

この技術により、よりデザイン性を要求される建築内装やファニチャーのメタルフレームへの塗装応用が増え、現在、様々な業界から注目を集めている「カドワキコーティング」。

 

さっそく、本社工場内でフレームカラーオーダーを受けた際の基本行程を見せて頂きました。


1)工場に入ると、様々なメーカーやショップから依頼を受けた塗装済みのフレームやホイールが。
どれもこれもツヤツヤしてます。

 


2)こちらは下地処理の作業スペース。奥に見える大型のブースでサンドブラストを掛け、表面処理を行います。

 


3)こちらがパウダー塗装の本作業。職人さんの持つ静電塗装ガンより帯電した塗料が吹き出し、
アースを落とした塗装物に付着する仕組み。見る見るうちに色が載っていきます。

 


4)大型の焼結炉
パウダー塗装ではこの焼き付け作業が仕上がりを左右し、カドワキコーティングでは長年の経験により塗装物に最適な温度・時間で焼き付けを行い、柔軟で耐久性が高く美しい仕上がりになります。

 


5)最終工程のデカール張り
各依頼先からの詳細なオーダーに合わせ、綿密に位置決めしてデカールが張られます。


今回の訪問では、カドワキコーティングの持つ塗装技術と新しい技術への拘りが随所に見え、見学が終わるころには「自分が買う自転車のフレームに塗装したい!」と考えるまでになっていました。
(実際にカラーオーダーしたスタッフも…)

TOY-BIKEで購入さる際、カラーオーダーして「自分だけの1台」作ってみませんか?
※現在カラーオーダー可能なブランドは[birdy][CarryMe][Tyrell(一部モデル除く)]となります。