サイクリングのメッカ「しまなみ海道」の東側に隣接する、愛媛県上島町の島々を巡るサイクリングロード「ゆめしま海道」。
因島(いんのしま)土生港からフェリーで渡り、生名島(いきなじま)佐島(さしま)弓削島(ゆげじま)を橋でつなぐこのサイクリングロードは、岩城島(いわぎじま)の陸橋の開通を控え(2021年開通予定)、いま大注目のツーリングスポット。
この島々にキャンピングカーで渡り、車中泊&ミニベロツーリングを満喫する旅に出ました。
前日は日帰り温泉に入り、キャンピングカーで車中泊してからゆったりツーリング開始。
アクティブユースに最適なトイファクトリーのキャンピングカー「TOY‘S BOX470ハイルーフ」
ラゲッジスペースにミニベロを積んだままリヤベッドで就寝できるお薦めのモデル。
どこを走っても青く美しい海を堪能できるゆめしまライド。
フォトジェニックな撮影ポイントばかりで、漕ぐのを忘れて風景に見入ることもしばしば。
外国旗を掲げた珍しい双胴ヨットが停泊。
こういった光景に出会えるのも旅の醍醐味。
島旅の楽しみの一つに、その島の歴史を表す史跡巡りがあります。
古くは村上水軍の本拠地として有名な上島の島々は見どころも多く、海運や漁業の神様を祀る神社が多いのも新たな発見。
弓削島「しまでCafe」
地元の皆さんが運営するこのCaféは、地元の食材を使った美味しい料理やスイーツ、また地域交流にも活用されるお薦めのグルメスポット。
サイクルオアシスにもなっており、島を訪れるサイクリストにも人気があります。
島特産のレモンを与えて育てられた「レモンポーク」のランチに舌鼓。
あまりこってりしてなく、さわやかな風味でいくらでも食べれそう。
ゆめしま海道の特徴は、島に架かる橋の高低差が低く、
橋を超える際の上り下りがきつくないので、ツーリング初心者にもお薦め。
この旅でスタッフが一番行きたかった場所が、佐島の「book café okappa」。
保育所として使われていた古民家を改築した、ゆったりとした時間の流れる居心地の良いカフェ。
通路には手作りのブックシェルフにチョイスの良い本がたくさん。
思わず時間を忘れて本に見入ってしまいます。
地場産の素材を活かした手作りスイーツを堪能。
自転車を漕いだ後の疲れを、やさしい甘味で癒されます。
5月のゆめしま海道は、日差しが強くても海風は涼しく、森林や草花もみずみずしく、いくら走っていても飽きずに楽しめる絶好のツーリングスポット。
帰りは立石港よりフェリーで因島へ。
乗船時間10分足らずの短い航路ですが、島旅気分を満喫できます。
フェリー料金は往復で1,150円(4m~5m未満サイズ)
今回のツーリングでは、ミニベロの機動性と収納性が大活躍。
細い道路の街並みもストレス無く走れ、ストレートやアップダウンもシティバイクよりスピードの乗るスポーツモデルのミニベロは、旅をもっと自由に楽しくさせてくれました。