皆さんこんにちは!整備士の岩本です!
今回は、自転車に乗るうえで意識すると良いポイントをいくつか紹介します。
まず1つ目は乗車姿勢です。
乗る人の柔軟性や、筋力によっても最適な姿勢は変わってきます。
街乗り自転車の目安としては、サドルに座りハンドルを握った状態で腕と体の角度が90°程度になるのが適正といわれています。
折り畳み自転車の中にはハンドルステムの長さを調整出来るモデルもございます。
適正な姿勢で乗ることにより、身体への負担が減り長時間乗っても疲れにくくなります。
2つ目はサドルの高さです。
街乗りがメインの方は乗り降りを考えて低めでも良いと思いますが、より楽に、速く、遠くに行きたい方は高めのサドル高をおすすめします。
簡単な合わせ方は、サドルにまたがった状態でペダルを1番下にセットします。
そのままかかとでペダルを踏み、膝がピンと伸びきる高さまでサドルを上げます。
その後、母指球でペダル軸を捉えるように足を乗せると膝が少し曲がります。
この高さがペダルを漕ぐ上では効率の良いサドル高になります。
母指球で踏んでいるにも関わらずひざがピンと伸びるなど、あまりに高すぎる状態で乗っているとひざを痛めたり、転倒の恐れがありますのでご注意ください。
3つ目はサドルの角度です。ここまで気にしている方は少ないですが、調整して大きく違いを感じやすい部分になります。
水平に取り付けるのが一般的だと思いますが、街乗りメインの、上体が起きた姿勢で乗る場合は「少し前上がり」にするのがおすすめです。
理由としては、上体が起きると骨盤の広い部分でサドルに座る形になります。そうなると、水平や前下がりの時に比べ、ペダルを踏み込んだ時にお尻が前にずれにくくなります。また、サドルのパッドの厚い部分に体重を乗せられるので、お尻へのダメージを減らし安定してペダルを漕ぐ事が出来ます。
いかがでしたか?今回は自転車に乗るうえで意識すると良いポイントを紹介しました!
もちろん、乗り手によって適正なポジションは変わってきますので、今回のポイントを元に微調整しながら探ってみてください!
トイファクトリー東京では整備士がより良いミニベロライフを送るためのアドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください!